霊媒体質

いつも病気がちで、医者に診てもらっても原因がはっきりしない、人ごみの中にいると気分が悪くなる、書店や図書館などに行くとおなかが痛くなりトイレに行きたくなる、お葬式に参列すると気分が悪くなるなどの経験はありませんか?
このような体調不良の症状が頻繁にある人は霊媒体質の可能性が高いのです。
ほとんどの方が、自分は霊媒体質だということに気づかないまま苦しんでいるのです。

 

霊媒体質とは

心(魂も含む)と肉体を結ぶ幽体と呼ぶものがあります。
心や魂は霊体とほとんど同じもので、肉体とはまったく違う波長を持っています。

※自然界も霊界も存在するものは全てエネルギーの塊なのですが、そのエネルギーはそれぞれ固有の波長を持っているのです。

肉体の波長は荒く、心や魂の波長は非常に細かいものですので、肉体の中に心が存在すことはありえないことなのです。そこで、肉体と心の中間の波動を持った幽体が存在するのです。

幽体が存在することで、肉体の中での心の存在が可能となるのです。
そして、この幽体の波長がより霊体に近い人が霊媒体質と呼ばれているのです。
このことを私は幽体密度が濃い人と呼んでいます。
幽体の波長が霊体に近いことで、霊体の憑依を受けやすくなるのです。
霊界側から見れば、霊媒体質の人はその存在がはっきり確認できるようです。
未浄化霊などが助けを求めて憑依することが、霊媒体質でない人よりも多くあります。
つまり霊障が溜まりやすく、時間がたてば体調不良や、人生にひずみが出てくるのです。

 

霊媒体質にもふたつ種類がある

霊媒体質の方に解決法を指導する中で、霊媒体質にも二つの種類があることに気付きました。
霊媒体質で苦しんでいる方はたくさんいらっしゃいます。
自分では気がついていない方がほとんどなのですが、医者に診てもらったり、病院で検査をしても原因がわからず、最終的に心の道場に来会され初めて自分が霊媒体質だったと認識されるのです。
心の道場を開設した初期の頃は、霊的な影響を受けやすい体質で、苦しんでいる方を霊媒体質として、解決方法を指導していたのですが、うまく解決できる方と、なかなかうまくいかない方があることが分りました。
そしてうまくいく方とうまくいかない方にはそれぞれ共通した特徴があり、分類できるようになったっため、ある時期から、霊媒体質の方でも、相談をお断りするケースも出てきました。
その特徴を分類すると
 ○霊障により肉体的苦痛を抱えている方。
 ○霊障により精神に影響を受けている方。

の二つに分かれるのです。
ここでは肉体的に影響を受けている方を霊媒体質と呼び、精神に影響を受けている方を霊媒心質と呼ぶことにします。
肉体的な苦痛を訴える霊媒体質の方は、自己浄霊法や神癒(浄霊法)で改善できますが、精神に影響を受けている方はもともと心が弱く自己の確立が出来ない方が多いのです。
従って、自己浄霊法や神癒で霊障を取り除いても、再び同じ症状があらわれるのです。
理屈は頭ではわかっているのですが、心が弱いので霊的エネルギーに負けてしまい、自分の精神を霊にコントロールされてしまうのです。

 

精神病の患者さんは霊媒心質のタイプの人が多い

特徴としては、意味不明のことを口走ったり、予測できない行動をとる、意識が正常な状態と異常な状態が交互に表れるなど周りから見るととても正常ではないように見えるのです。
霊媒心質の方は、体力をつけるとともに心を強くすることも重要な課題なのです。
このような方を遠方からサポートすることは非常に困難なことなので、心の道場では、霊媒心質の方の相談はお受けしないという方針をとっています。
医学的な治療を受けられて、肉体的にも精神的にも自立できた時点で相談に応じるようにしています。

 

では霊媒体質の人は永遠に苦しまなければならないのでしょうか?

そんなことはありません。
考えてみてください。
霊媒体質の人は普通の人より霊体(未浄化霊)の憑依を受けやすいわけですから、もし、未浄化霊を浄化する方法を知っていれば、これほど効率よく浄霊ができる人はありません。
未浄化霊の浄霊をする場合、自らの肉体に未浄化霊を呼び入れて肉体の中(心の中)で浄霊をするのです。
普通の人が未浄化霊を肉体内に呼び込むことはとても難しいことです。
しかし、霊媒体質の人は簡単にできるのです。
ただ、自分でコントロールができないのが難点ですが。
そして、肉体的苦痛を味わいます。
特に体力のない人はとても苦しいのです。
そこで、霊媒体質の人にお勧めするのが自己浄霊法と心癒功(気功法の一種)を身に付け、適度な運動をすることで体力の強化を図ることです。
この自己浄霊法を身に付けると、勝手に憑依してくる未浄化霊も簡単に浄化してしまいます。
そして、力がつけば自分の知らないうちに魂自らが未浄化霊を浄化するようになるのです。

 

ここで、未浄化霊を浄化する意味を考えて見ましょう。

ただ、未浄化霊を浄化するということだけではなく、未浄化霊を浄化することで、功徳をいただくことができます。
そして、この目に見えない功徳があなたの人生によい影響を与えるのです。
霊界側からのご褒美だと思ってください。
功徳については非常に複雑ですので、簡単には説明できませんが、大霊界での法則で「良いことをしたらよいことが返ってくる」というものがあります。
未浄化霊を浄化することで、良いことが返ってくると考えてください。
功徳は見返りを求めない行いに対してのご褒美という事もできますが、浄霊も同じ価値があるのです。
自己浄霊法で未浄化霊をどんどん浄化する人はだんだん健康になっていく自分を感じるようになります。
そして、なんとなく物事がスムーズに運ぶようになります。
心癒功を実行することで、生体エネルギーが強化され、憑依してくる霊のエネルギーと生体エネルギーが同じになれば肉体的苦痛は感じなくなります。
また、心癒功を実行することで免疫力も強化されますので、病気になりにくい体を作ることが出来ます。
適度な運動をすることもこの心癒功の効用と同じような効果があります。
霊媒体質の人は選ばれた人だと思ってください。
そして、未浄化霊を救うことを仕事としてこの世に生を受けたのだと解釈してください。
そう考えれば、納得がいきます。
どうか悩まないで、自己浄霊法や心癒功を実施してすばらしい人生を送ってください。